子どもの頃は、自分から前に出るのは苦手な子で、
学生時代は、受け身で控えめな性格でした
両親は20歳の頃に離婚。
貿易事務の仕事、海外をバックパッカーで旅をしたり、
アクティブに活動して、本当に楽しい時期でした。
そして、26歳で結婚、出産、子育てと駆け抜けた20代後半でした。
のちに夫がギャンブル依存症になり、
夫の仕事も不安定で夫の仕事の手伝いもしなければならず、
自分の仕事と家事子育てと、、
夫は私が思うように動かないことに腹を立てて喧嘩が絶えなくなりました。
子どもが２歳の時に離婚。
まさか幸せを求めていたはずの家族が、バラバラになってしまった。
それが信じられず、夫の不祥事を聞くことも重なり、苦悩が絶えませんでした。
実家に出戻り母と私と娘と３人で暮らすことになりました。
私は地元の会社に就職して、とにかく必死に、
けれど・・
「娘にはお父さんの愛をちゃんと受けて育ってほしかった。」
娘に申し訳ない気持ち。自分を責める日々。
私の人生で最大の失敗をしました。
その後、私を苦しめたのは、、母との関係でした。
自分がどんな子育てがしたいかも考える隙間がなくなるほど
母の価値観や言葉に埋め尽くされ、
がんじがらめな感覚になっていったのです。
娘は、当時友達の中に入れない子でした。
なかなか自信を持てない娘が心配で、
こんな家族にしてしまった私のせいと、
自分責めばかりしていました。
アートセラピー。「娘をなんとかしなくちゃ。」
体験に娘を連れて行きました。
そして、私自身も・・
アートカウンセリング体験をしました。
今まで、ずっとため込んできた気持ちを話し、
思うままにクレヨンで花を描きました。
すると、気持ちが晴れやかになっている自分がいました。
「自分が生きたいように生きる。」
そういう選択をしていいんだ。
その時にアートセラピーの養成学校に通う決意をしました。
「自分なんて、どうせ私は、・・」
傍観者になっていた自分。
輝いている人を
自分には到底できない雲の上の存在と思う反面
本当はあんな風にキラキラ笑顔で輝きたい！
これからは１００％ 自分の人生にインしよう！
と決めました。
地域で気軽に、誰もが表現を楽しめる
心温まるコミュニティをつくりたい！
その思いを胸に
アートセラピーの勉強をしながら、
子ども、高齢者、アートセラピーの現場経験をたくさん積んできました。
継続は力なり。
アートセラピーの場を提供する立場になりました。
そして、さらに上の資格を目指すようになっている自分がいました。
大学で、心理学や、
カウンセラーの資格を勉強し、
障碍者向けのクリニカルなセラピーの現場も持つようになりました。
今、自分の個性や能力を発揮して、
自分をフルに使って、毎日チャレンジしながら活動しています。
今振り返ると、あの時自分で変わろうと動き出していなければ、
今の私はいません。
あの時、決断していなかったら、
自分の進みたい人生に舵を切ることはできなかったように思います。
今こうして私も使命を持って自分を活かし、
娘も娘のやりたいことに向かって進んでいます。
「子どもには、幸せに人生を歩んで欲しい。」
お母さんは誰でも一番にそれを願っていると思います。
そのためにママができることは、
ママ自身が幸せになる人生を選択すること。
すると、子どもはガミガミ言わなくても、
子ども自身が主体的に、
自分の人生をしっかり選択するようになる。
経験からそう実感しました。
これからは私の歩んできた道、学び経験してきたものを使って、
子育て中のママさん、
イキイキと人生を歩みたい女性のサポートがしたい！
そういう思いでいます。
